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温熱計算とは。家の性能を見える化しよう

丹羽三洋 2017.07.27

家の性能にはいろいろありますが、その中でも省エネや快適性に関して、その良し悪しを皆さんはどのように判断されているのでしょう。

おそらく、よく分からないというのが答えだと思います。

BELS認定や省エネ等級など公的な判断基準で評価される部分もありますが、それでもやっぱり分かり難いのではないでしょうか。

この現状は、作る側の我々に責任があると私は考えます。

自分の家の性能が建てる前にもっと分かりやすく説明がされていたのであれば、皆さんは比較しやすいのではないでしょうか。

 

UA値やQ値を言われてもイメージが湧きませんが、例えば「この家は夏は冷房をつけずに室温が35度を上回らず、冬は暖房をつけずにに13度を下回らない家です。」と言われれば、どんな感じの家か分かりやすいですよね。

蓄熱土間・立体通風・採光・日射遮蔽

 

UA値が小さく(数値が小さいほうが断熱性能が高い)断熱性能が良いといっても、それだけで冬暖かく夏涼しいとは判断できません。

断熱・気密性能が良い家は熱が逃げにくく、日射遮蔽などの工夫がなければ、夏場はかえって暑い家になってしまうこともあります。

外皮計算でUA値やQ値は分かりますが、大切なのは日射取得や遮蔽、通風、蓄熱などを加味して

温熱計算を行い、室温や光熱費などをシミュレーションする事です。

 

 

サッシや断熱のスペックが良いから快適な家ができるのではなく、快適な環境を設定して、それに必要なスペックを逆算し調整することで、ほんとうの意味での温熱計算ができるので、外皮の数値だけを良くしても必ずしも快適とは言えない…。という所が、簡単に比較できない難しくも面白いところです。

 

ここ数年、国の後押しもあって家の温熱環境は大きく進化してます。

ちょっと前は、一部のマニアックな建築士だけがやっていたパッシブデザインも、今では意識の高い工務店が取り組み、精度もどんどん高くなっています。

凄い世の中になったものです。

 

今までは、住み手に伝わりにくかったパッシブデザインも、全国各地の工務店が取り組むことで施工実例が増え、パッシブデザインを知る機会が増えていくことと思います。

建築従事者達だけが注目していた分野から、住まい手が注目する分野へとどんどん広がり、【小さなエネルギーでゆたかに暮らせる街づくり】につながっていくことが望まれます。

 

 

 

 

 

 

 

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