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自立循環型住宅研究会フォーラムに行ってきましたその① 【松尾和也さん編】

田中美奈子 2017.10.27

インテリアコーディネーターの田中です。

昨日と一昨日、大阪で行われた【自立循環型住宅研究会】のフォーラムに行ってきました。

【自立循環型住宅研究会】とは、具体的な「省エネ×快適となる住まい」を模索し実践する地域工務店や設計事務所、省エネ建材販売店などによる任意団体です。

去年は誠に僭越ながら登壇して発表させて頂き大いに恥をかいて参りましたが(汗)、今年は皆さんの発表を聴きに行く側だったので去年よりは楽な気持ちで行って来ました。

初日の前半は『本当は安いエコハウス』の著者、松尾設計室の松尾和也さんの基調講演。

舌鋒鋭く、この方の話を聞いていると時々怒られているような気持ちになりますが、理論的かつ膨大な知識の蓄積をギュッと一時間に凝縮した濃密な公演でした。

限られた予算を効率よく使え!失敗や試行錯誤はお客様の家ではなくシミュレーション上でするべき!などなど。

松尾和也さんの公演スライドより。

ズボンを履かずにダウンコートを着ている人に、マフラーをするような提案をしてないですか?という、いささかシニカルなご指摘に耳が痛くなること数回。

人の体には無数の温度センサーが付いていて、暑さ寒さを年の数だけ経験してるので、この絵の人がズボンを履けば暖かくなることはひと目見ればわかりますが、家の設計については肌感覚ではわかりません。感と経験ではなく、どこからどれだけ熱が逃げ、または入ってくるか。そして熱を守るため、または遮るための方法やそのコストパフォーマンスについて、最適解を出すためには事前のシミュレーションがとても大切。感と経験という言葉は、数え切れないシミュレーションをした上で実物件を建て、実証を繰り返した人が使うべき!というお話が印象的でした。

私達も、日照の確認や部材の選定にシミュレーションソフトを使用し、一部のお施主様からは各部屋の温湿度データをご提供頂いてはいるのですが、やれることがまだまだ山ほどあると痛感する良い機会でした。そして松尾さんの使っているソフトが良さそうで、物欲も大いに刺激されて帰ってきました。

松尾さん。自立循環型住宅研究会の野池さん、坂崎さん。この度は貴重な機会をありがとうございました。

 

…この日は引き続き、全国の工務店、設計事務所さんの取り組みと実物件の実測・検証の発表がありました。質疑応答での松尾さんの鋭い指摘で登壇された方がたじろぐ場面もしばしばありましたが、紙面の都合上また後日…。

 

 

 

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