災害に強い「SE構法」

災害に強い「SE構法」

災害に強い「SE構法」

SE構法とは?

木の家の空間を「自由に」「安全に」実現する、確かなシステム

SE構法とは、地震国日本を安全・安心に暮らしていくために開発された耐震構法です。
柱と梁を剛接合することで揺るぎない強度の骨組みを生み出し、建築を支える構造を「ラーメン構造」 といいますが、SE構法は木造住宅にラーメン構造を取り入れ、安全に利用できるようにした構法です。
耐震性と設計の自由度が極めて高い SE構法を使えば、高い安全性を確保したまま、柱や間仕切り壁の 少ない、開放的な空間を実現することが出来ます。
強靭な骨組みと自由に編集できる空間は、現在から将来へとわたり満足が続いていく家づくりの基本です。

「国が認めた構法」

SE構法は1997年に木造住宅として初めて建築基準法 旧第38条大臣一般認定を取得し、その後も基準法の改正に合わせてさまざまな認定を取得してきました。
現在は、日本国内の建築 に関する技術評価を担っている建築の専門機関、一般財団法人日本建築センターによる構造評定を取得しています。(評定番号:LW-0020)

地震に耐える家

災害に強い「SE構法」

地震が多い日本だから、震災を耐え抜く家が必要。

世界で起こる大地震の 22%は日本で起きている。 阪神大震災では 6,434 名の方が 亡くなっています。そのうちの約 9 割が家屋の倒壊 による圧死です。

世界の全陸地のわずか1/400 の日本列島に、世界中のマグニチュード6 以上の大地震の、実に22%が集中しているといわれます。
日本は太平洋、北アメリカ、ユーラシア、フィリピン海の4 つのプレートの境界面に位置し、約2,000もの活断層に囲まれています。M6以上の地震だけでも、わずか 17年の間に約 50回発生しています。( 参考:ウィキペディア 地震の年)
これらの活動の活発化によって、日本にこれから建つ住宅は、確率的に一度は大震災に会うものと想定されています。
建てる側にも、住まう側にも、それを見越した家づくりが求められています。

災害に強い「SE構法」

震災に耐えた「SE構法」の家

2007 年の新潟県中越地震の激震ゾーンに建つG 邸は、 内部の構造材があらわし仕上げだったため、躯体損傷の有無を明確に確認することができました。
現地の目視調査では、耐力壁や接合部をはじめ、躯体の損傷はありませんでした。
また、建物内の水平・垂直の計測でも、変形はありませんでした。

SE構法の特徴

天災に対する強さを証明する構造計算

日本の住宅は、統計的に築後一度は大震災に見舞われると言われています。

SE構法は、ビルなどの大規模建築と同様に、一棟ずつ個別に、台風・地震・積雪などの自然災害に対しての安全性を解析しています。
また、日本国内の建築に関する技術評価など担う一般財団法人日本建築センターの構造評定を取得しています(評定番号:LW-2020)。

災害に強い「SE構法」

建物を支える基礎構造は、FEM(FiniteElementMethond:有限要素法)解析により、建物に伝わる力を解析します。
基礎梁と耐圧版を合わせた状態で行う立体的な計算手法で、地盤に応じた強固な基礎設計を実現します。
あらかじめ想定・検証しているからこそ、耐震性に優れた自由な空間づくりを安心して行えます。

災害に強い「SE構法」

木の強さを最大限に引き出した集成材

構造計算をするには、材料の強度がはっきりしていることが重要です。
1枚1枚の板の強度を専用マシンでしっかりと確認していきます。1本1本の強度を確かめ、選別し、欠点のある箇所は取り除き、効率よく貼り合せていくので、強度が均一な材料がつくれます。
木をしっかりと乾燥させているため、反りや狂いといった、将来的な 変形が少ないのも特徴です。

SE構法の集成材は、有害物質であるホルムアルデヒド放散量で、JAS の最高ランクF☆☆☆☆をクリアしています。

災害に強い「SE構法」

接合部を強化するSE金物

一般的な木造住宅は、接合部に柱や梁をホゾ継ぎするため断面欠損をまねき、構造材本来の強度を低下させてしまいます。SE構法は、大きな揺れに対して接合部が破壊されない技術を追求。
独自開発のSE金物で柱と梁とを接合し、断面欠損の少ない、耐震性能に優れた構造を実現しています。SE金物はカチオン電着塗装されています。
その優れた耐久性は、約600時間かけた塩水噴霧試験において、ほとんど試験前の状態と同じ品質レベルを保っていることからも証明されます。
この試験時間は、標準地域では168年、塩害地域では100.8年分の負荷をかけた状態に相当します。

災害に強い「SE構法」

1件の事故もおこっていない「保証」

SE住宅性能保証制度は、基礎と構造躯体、金物が原因で住宅の損傷が起きた場合、SE構法が登録施工店を通じて、お客様の住宅を保証するという制度です。
完成引渡しから10年間無償保証。10年経過後の指定された検査メンテナンスを行うことにより、さらに10年間の保証延長が可能です。

災害に強い「SE構法」

スケルトン&インフィルで自由自在の空間

せっかく長期優良住宅で家の寿命が延びても、家族構成の変化に合わせて住まいも変化できなければ、長く住むことはできません。

ライフスタイルの変化に応じて間取りを変化させるのが、スケルトン& インフィルの考え方です。
躯体や基礎、外壁などの構造部分(スケルトン)と、内装や設備、仕切り壁など(インフィル)を分け、リフォームによって間取りを大きく変えていくことができます。

災害に強い「SE構法」

ビルトインガレージに最適

柱と柱の間に差し渡す梁の距離をスパンと呼びますが、SE構法は木造住宅では困難とされている9mのスパンを可能にしています。
スパン9mとは「クルマ3台が停まるビルトインガレージ」を柱なしでつくれる大きさ。これだけの大胆な構造を、耐震性の裏付けをもって実現できることから、SE構法ならではの自由な空間が生まれます。
ビルトインガレージだけでなく、狭小3階建てから大型店舗まで。その可能性は、木造の限界を超えて広がります。

一棟一棟最適な構造を。[家づくり構造計算ナビ]で強く安心な木の住まいを

 

ニケンハウジングは重量木骨プレミアムパートナー

 

重量木骨プレミアムパートナー

全国わずか67社。SE構法施工店の中でも選ばれた工務店グループ

耐震構法SE構法の開発・供給元の株式会社エヌ・シー・エヌと連携し、資産価値の高い家の普及を目指す提案力と技術力を併せ持つ工務店・住宅会社が重量木骨プレミアムパートナーです。
全国各地の重量木骨プレミアムパートナーは資産価値の高い家を普及させるために、1 社では限界のある研究や技術開発を、ネットワークを通じて定期的な研究会やワークショップにて、最新の知識や技術の取得・共有に努めています。

重量木骨のコンセプトムービーには、弊社のお施主様も出演されています。

3つの安心

安心の保証

  • 重量木骨の家は全棟完成保証付きです。
  • 基礎、構造、防水の3回検査を実施し性能報告書として履歴を管理します。
  • 住宅の構造に対する最長20 年間の保証書を発行します。(引渡日から10年間+10年の保証期間延長)
  • 重量木骨の家を賃貸にしたい場合、終身家賃保証の制度に加入できます。
  • 耐震等級3/ 割引率50%、耐震等級2/ 割引率30%。(住宅の品質確保の促進等に関する法律に規定する評価方法基準に定められた耐震等級)

安心の性能

  • 耐震構法SE構法を利用し、耐震等級2以上を取得。
  • 外皮計算及び一次エネルギー消費量計算による省エネ基準を満たし、さらにSOWE デザインによる快適設計を実現します。
  • 認定を取得することにより、 公的に性能を認められると共に、各種税控除やローン控除を受けることができます。

安心の実績

  • デザインも大切な性能と考え、普遍的デザインの追及にも取り組んでいます。
  • スケルトン&インフィルの基本設計をもとにライフスタイルの変化や間取りの変更が可能です。
  • プレミアムパートナー自身が自邸に採用する程、プロの目から見ても優れた住宅です。

類似の木造構法も見るようになってきた中で、ニケンハウジングはなぜSE構法を採用しているの?

「個性の尊重」「確かな安心」「価値の創造」が弊社の企業理念です。
まず、「個性を尊重」する家づくりができ、「確かな安心」をきちんと数値で証明し、「価値の創造」いわゆる資産価値・地域への貢献などの点で自信をもってお客様にご提供できる家づくりができれば、ひとつの構法にこだわるという事はしていません。
新しい類似の耐震構法があれば話を聞き、導入も視野に入れ検討します。

しかし、全棟基礎からの構造計算を行うなどの構造設計・計算精度の信頼性に加え、数十年の間に起こっている大震災での倒壊0棟の被災実績、スケルトン&インフィルの自由度の高さやリフォームへの汎用性の高さ、将来的な資産価値や建築実績において総合的に優れており、現状で上回る木造構法はないと判断し、お客様へ自信をもってご提供しています。

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