猫の気持ちが分かる建築士と建てる家

吹抜けを活用してアスレチックのようなキャットウォークを設計しました。

猫ちゃん最高のキャットウォーク。ちゃんと格子やドームを付けて下から猫ちゃんの姿やかわいい肉球を観察できます。来客もどこよりも立派な猫カフェに来た気分になれるでしょう。

土間を増やすとひんやりと寒々しい雰囲気になりがちですが、日が当たる位置に配置することで朝から昼間の太陽の熱が蓄熱され、夕方まで部屋をあたためてくれます。また、ストーブも最強の組み合わせ。掃除がしやすく快適です。

玄関はとにかくひろびろ。

ロードバイクだっておけちゃいます。

玄関からリビングにつながる可愛いネイビーのドアの周りにはキャットウォークへつながる棚板が。

帰ってドアを開けたら真横に猫がいるなんてカワイイどっきりされる日もあるかもしれませんね。

自分でドアノブに飛びついて開ける事ができる猫ちゃんも多いです。とはいえ、開けたらちゃんとドアを閉める猫ちゃんはほとんどいませんので、開けっ放しになってしまいますが、猫ドアのついた建具ならドアを開けっぱなしにされなくて冷暖房効率にも貢献します。

スロップシンクはバケツのように使えるシンクです。

ひどい汚れもをのごしごし洗えて、吐いたり、おもらししたり、上履きやスポーツのユニフォームなど、とにかく汚れものが増える小さいお子様がいる家庭に大人気ですが、汚れものが増えるのはペットも同じ。ペットのいるご家庭にも人気です。

アイランドキッチンなら、家族の様子やＴＶを見られるだけでなく、吹き抜けのキャットウォークでくつろぐ猫を眺めながら料理や洗い物ができます。奥には大容量パントリーが。

テレビよりも見ていて楽しいキャットウォークのステップ

匂い対策と処理のしやすさと収納【猫トイレ】

階段下を活用した事例。

猫ちゃんが暖簾をくぐるような感じでおトイレへ。中には換気扇が仕込んであり匂いがこもりません。ガバッと開けられるので掃除もしやすい。

階段下収納アイデアです。この床の下が猫トイレスペースです。

お子様のお昼寝スペースなどマルチに活躍する畳スペース。コンパクトですがここを子上がりの畳スペースにしたことで収納力がUPしています。

ダイニングの背後にも収納を。リビング横にファミリークローゼットを配置するのが今の人気間取りですがコンパクトな敷地の場合はこのような壁面収納がおすすめ。壁の色と同色の建具にすることで圧迫感をおさえます。

猫が外を眺めるであろう想定で作った窓枠の下台を延ばして作ったキャットウォーク。想定どうりねこちゃんのおきにいりスポットに。

気に入っている様子。

お施主様が撮影して送ってくださいました。

対面キッチンの一部コンロ前を壁にしてキッチンパネルを張り油汚れがダイニングへ飛ばないようにしつつ、壁の出を活かし壁面収納を設けています。

封鎖できる引き戸タイプの猫ドア。ここは寝室につながるので、リビングの音や明りを室内に入れたくない時は閉めておきます。

暖簾タイプは自由に出入りできてしまうので、出入りをコントロールしたい部屋の猫ドアにはぴったりのアイデアです。

キャットウォークの先にもネコ穴が。ここで暮らす猫ちゃんはあちらこちらに上ってくぐって。とっても楽しいのではないでしょうか。

ステップは後からでも付けられますが、設計時かリノベーション時でなければ叶わないネコ穴。穴をあけると空調が流れてしまう問題もありますが、猫飼い&省エネマイスター所有のパッシブデザインに詳しい設計士となら、空調など省エネ効率も考えつつ、猫の通り道も理解しながらバランスを見てあける場所を決めてくれます。