建物の高性能化とコスト高と完成保証の関係
2024.04.05
社長ブログ
Writer
丹羽 八州男 代表取締役 / 二級建築士 / 宅建士 / SE構法プロ
こんにちは。お客様窓口兼代表の丹羽です。
ここ数年住宅の価格は上がり続けています。
温熱の性能を上げ、耐震性を上げるよう国も基準を示しながら、住宅性能の底上げを行ってきました。
その分、「安かろう悪かろう」の住宅は淘汰されてきて、良質な住宅は増えているのは良い事なのですが、その分コストの底上げもされてきました。
そこに追い打ちをかけるように建材価格の高騰が重なり、住宅建築価格はすごい勢いで今上がり続けています。
これは私たち工務店業界が利益を増しているということではありません。
協力業者やメーカー、資材仕入れの値上げ要求はほぼ受け入れてきた一方で、提供価格の値上げをギリギリまで我慢し板挟み状態になっているために利益喪失が大きく、経営を圧迫しています。
そんな状況を鑑みると当然ではありますが、昨年からビルダーの倒産がかなり増加しています。原価が上がって価格上昇等に苦しみ受注数も同時に下がるビルダーも多いと聞きますが、それでは経営が成り立ちません。
当社は大変ありがたいことにお客様の数に恵まれており、現在も成り立っています。
社会的には物価上昇に比例して賃金も上昇し、高くなった住宅を普通に買える世の中に早くなって欲しいものですが、そのバランスが整った状態になるまでは少し不安定な状況下でビルダーの淘汰もさらに進むことでしょう。
そこで心配になるのはビルダーの信頼性です。建てている間に倒産してしまったらどうしようという不安も当然出てきます。
その際は『完成保証』がついているかを確かめて下さい。
完成保証とは建てている間にビルダーが倒産などで建設の継続が不可能になった場合、保証会社が図面をすべて引き継いで、代わりのビルダーを連れてきて必ず完成させ、ビルダーが入れ替わることで余分にかかったコストも補填される保証で、家づくりの大きな安心に繋がります。
そもそもビルダーが完成保証を保証会社に付けてもらうには財務内容を保証会社に毎年開示し、審査を受けて合格しないと付けてもらえないことから、完成保証がついているという時点で安全性の高い会社という意味でもあるのです。
これからビルダー選びをする方はこの『完成保証』付き住宅か否かを先ず聞くことが大切になります。
もちろん当社は全棟『完成保証付き』です。詳しくはお客様窓口まで。
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丹羽 八州男代表取締役 / 二級建築士 / 宅建士 / SE構法プロ
代表取締役 / 二級建築士 / 宅建士 / SE構法プロ「個性の尊重・絶対の安心・価値の創造」をモットーに、より良い家づくりに取り組んでいきます。
マイホームのコンセルジュとしてあらゆるご相談にお答えいたしますので、理想の家づくりのために納得いくまで私を活用してください。
「個性の尊重・絶対の安心・価値の創造」をモットーに、より良い家づくりに取り組んでいきます。
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