家事動線は3歩以内?

家事動線は3歩以内?
河口 陸子

Writer

河口 陸子 インテリアコーディネーター

家事動線に関する要望は、共働き世帯の増加を背景に、家事の効率化を重視する傾向が強まっていることを示しています。中には歩数で表す方もいるようです

数年前から具体的には、以下の点が重要視されています。

  • a) キッチンの近くにランドリールームを配置:

    • 間取り例: キッチンに隣接してランドリールームを設け、ランドリールームから勝手口を経由して屋外の物干しスペースへアクセス。
    • メリット: 料理をしながら洗濯機の様子を確認でき、洗濯物をすぐに干せる。
    • 工夫: ランドリールームに作業台を設置し、洗濯物の畳みやアイロンがけもスムーズに。

    b) ランドリールームの完全装備:

    • 間取り例: ランドリールームに洗濯機、乾燥機、室内物干しスペース、アイロン台、ファミリークローゼットを配置。
    • メリット: 洗濯、乾燥、収納が1つの空間で完結し、家事の移動距離を最小化。
    • 工夫: 洗濯物の種類や用途に合わせて、室内物干しの高さや収納の配置を工夫。

    c) 2WAYアクセス:

    • 間取り例: ランドリールームに、キッチンと洗面脱衣室の両方からアクセスできるようにする。
    • メリット: 洗濯物を洗面脱衣室からランドリールームへ移動し、洗濯が終わったらキッチンやリビングへ運ぶなど、複数の動線を確保できる
    • 工夫: 洗面脱衣室に下着やパジャマを収納できるスペースを設けると便利。
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    2. 収納スペースの最適化

    a) ファミリークローゼット:

    • 配置: 寝室、ランドリールーム、または玄関近くに配置。
    • メリット: 家族全員の衣類をまとめて収納でき、各部屋に分散された収納をまとめることで、家事効率が向上。
    • 工夫: 可動棚やハンガーパイプ、引き出しなどを組み合わせて、収納する物の種類や量に合わせて柔軟に対応。
    • お子様が小さい方はランドセルや幼稚園カバンなども収納しておけば、準備も素早くできる

    b) パントリー:

    • 配置: キッチンに隣接、または背面側に配置。
    • メリット: 食品や日用品のストック、調理器具などをまとめて収納でき、買い物の回数を減
     
     
     
    などなど。細かいところを考えだすときりがありません。ただ、10年、20年後を考えると家族構成変化やライフスタイル、家電なども進化など様々な変化に対応できる可変性のある間取りが重要になってきています
 
河口 陸子

Writer

河口 陸子インテリアコーディネーター

インテリアコーディネーター
常に新しいインテリアの手法を学び、商品知識を増やすこと」それが、お客様の理想とするインテリアイメージに近づけたり、さらに住み心地が良い空間を提案できる基本になると考えています。
インテリア好きが高じてこの世界に入りました。
自宅を建て、休みの日は少しずつ私好みに変化(感化)中です。
3児の母、夫の両親と2世帯住宅で暮らしています。
常に新しいインテリアの手法を学び、商品知識を増やすこと」それが、お客様の理想とするインテリアイメージに近づけたり、さらに住み心地が良い空間を提案できる基本になると考えています。
インテリア好きが高じてこの世界に入りました。
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3児の母、夫の両親と2世帯住宅で暮らしています。

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