インテリアシミュレーター|家づくりに使える無料ツール集

田中 美奈子

Writer

田中 美奈子 一級建築士

今回は、家づくりやリフォームで役立つ「インテリアシミュレーター」の中から、無料で使えるメーカー公式のシミュレーターをご紹介します。

 

「色・素材・雰囲気をどうしたらいいかわからない」
「自分の好きがどこにあるのか見つけたい」
そんな方も多いのではないでしょうか。

そんな時に頼れる “メーカー公式インテリアシミュレーター” は、色や素材を画面上で組み合わせながら、自分の「好き」の方向性を見つけられるツールです。

 

※画面表示は端末や環境で差が出ます。最終判断は実物サンプルで。

 


インテリアの「色決め」は順番が大切

迷わない配色の進め方
最短でブレずに決めるコツは、面積が大きい“支配色“や“存在感の大きなもの“から順に固めること。床やキッチンを先に決めれば、壁紙・建具は“自動的に”絞れていきます。持ち込む家具のイメージが決まっている場合はそれを起点にしても。

 


まずは触ってみる(公式インテリアシミュレーターで配色を試す)


決める順番(面積の大きい順がオススメ)

STEP1|床(フローリング)を先に

家全体の“支配色”。無垢 の素材感、 タイルの質感などを先に固定。

※コツは、本物と(無垢のフローリング)× 疑似(キッチンの木目調扉など)の“隣り合わせ”は避けること。質感の差が強調されて、チグハグに感じる原因になります。

STEP2|キッチン(扉×天板)

床との相性を考慮しつつ、木目×石目/単色など、質感の対比でメリハリを。

床かキッチンのどちらかを先に固めると、壁紙や建具などの選択肢が自然に絞れます。

キッチン配色をインテリアシミュレーターで検討している様子 キッチン配色をインテリアシミュレーターで検討している様子 キッチン配色をインテリアシミュレーターで検討している様子キッチン配色をインテリアシミュレーターで検討している様子

STEP3|建具(室内ドア・巾木)

壁と近い色で「なじませる」か床に寄せて統一感をもたせるか、建具で空間の印象が大きく変わります。

→ 建具は“目立たせる”より“揃える”ほうが空間がスッキリします。

 

朝日ウッドテックシミュレーター

STEP4|壁紙・天井

迷ったら無彩色〜薄彩度で。アクセントを入れたいなら家具やカーテンで入れたほうが、気分が変わっても変更しやすいです。

STEP5|仕上げ(タイル・金物)

色柄よりも、凹凸や、ツヤ感マット感で変化をつけると上質な空間が作りやすいです。

 

 

正解探しより“好きの発見”を。シミュレーションで気になった配色が見つかったら、そこでいったん保存。

まずは画面の中で好きを確かめてみましょう。リンク先のシミュレーターが、次の一歩を軽くしてくれます。


各種インテリアシミュレーター 一覧

グラフテクト

https://tjmkitchen-simulator.jp/a010_scene?brand_cd=gt

朝日ウッドテック

https://sumai.panasonic.jp/coordination/style/

パナソニック

https://sumai.panasonic.jp/coordination/style/

クリナップ

https://cleanup.jp/kitchen/stedia/simulation/

LIXIL

https://kantan-navi.lixil.co.jp/colorsimulation/

サンゲツ

https://ss.sangetsu.co.jp/

ダイケン

https://www.daiken.jp/simulation/sim2/

 

ニケンハウジングの施工事例はこちら

田中 美奈子

Writer

田中 美奈子一級建築士

一級建築士
心がけるのは、お客さまとの対話から生まれるキーワードを糸口に、住まう方それぞれの「心地良い」を作っていくこと。
猫と夫と暮らし、休みの日は日曜大工な、ガテン系主婦です。
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