自宅内の避難経路…すぐに答えられますか?

自宅内の避難経路…すぐに答えられますか?
丹羽 三洋

Writer

丹羽 三洋 二級建築士

よく一般の住宅の火災で人が亡くなるニュースを度々聞きますが、なぜ逃げ遅れたのだろうと想像します。

身体が不自由などでもなく体力的も十分ある若者でさえ亡くなっています。

気が付くのが遅れて煙を吸い込み動けなくなったのか、火の回りが早くてパニックになってしまったのか。

皆さんはどう思いますか?

改めて今ご自身の家で火災が起きたときの対処のしかたを考えてみては如何でしょう。

大前提として火を出さない事が大事ですが、万が一燃えてしまったときのシミュレーションをしておくのも大事です。

我が家の避難経路がどうなっているかってご存知ですか?

現在マンションにお住いの方は避難経路が必ず二つ用意されているはずです。その経路について把握していますか?確認して子供たちにも周知しておくことが重要です。

旅行先で泊まる宿も同じです。複数の人が出入りする施設や集合住宅などには必ず避難経路が二つ以上用意されていますのでチェックイン時に確認することをお勧めします。

戸建てなどの専用住居ではどう逃げる?

3階建ての場合は3階から地上に出られる階(避難階)への避難経路が確保されます。

しかし、最近の法改正にて住んでいる方であればどこに階段があるのか知っているという事で敢えて通路としなくてもよくなりました。

その変わり、目視で次の階段が確認できることが条件になっています。

2階に個室のある人が眠っていて逃げ遅れて亡くなられることが多くありますが、

普段、枕もとに靴を置いておくのも良いと思います。

おそらく火事の時は、廊下や屋根など高温に熱せられたところを逃げなくてはいけないので、靴があると足を守ってくれます。

一秒でも早く逃げる為の手段を普段から家族で話し合うのも良いことだといます。

その際はより具体的に想像してみることが大事です。

人と話すことで新たな“気づき”があります。子供の頃や大型ビル内で働いたことがある方は避難訓練を経験していると思いますが、あのようなシミュレーションは緊急時にパニックにはなりながらも何も訓練したことが無い場合に比べて圧倒的に体が動くのでとても効果があります。

これは火災時だけでなく地震時にも役にたちます。

もし相談する相手がいない場合は私たち工務店に相談してみてください。きっとお力になれると思います。

丹羽 三洋

Writer

丹羽 三洋二級建築士

二級建築士
「これはできません!」と言わない。
お客さまの夢に可能な限り応えていく、私の心がけです。
「これはできません!」と言わない。
お客さまの夢に可能な限り応えていく、私の心がけです。

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