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SE構法の構造計算と在来工法の構造計算(許容応力度計算)では何が違うの?

藤原裕子 2019.07.16

まず、木造の建物の耐震性を検討する計算手法には、・壁量計算と・構造計算の2種類があります。

・壁量計算は、間取りの横軸、縦軸で耐力壁の量が十分かどうかをチェックします。 水平力のみに対して必要な壁量を求めています。

構造計算に比べ、設計士が電卓計算でもできる計算手法になります。

 

・構造計算(許容応力度計算)は、水平力だけでなく鉛直力に対しても建物の構造が安全であるかを確かめます。

荷重や地震に対して柱や梁などが、十分に耐えられるかどうかを構造設計専門の人間が専用の構造計算ソフトを使用し計算された数値をもって検討する作業になります。

 

そしてさらに、構造計算にも種類があります。

木造の許容応力度計算と、鉄骨造RC構造でもまた計算の範囲や内容に違いがあるのです。

それが、タイトルにもある

「SE構法の構造計算」と「在来工法の構造計算」の違い でもあります。

両方、許容応力度計算なのですが、その中でも行われる計算の内容に幅があるのです。

以下 NCNホームページより抜粋↓

 

SE構法の構造計算は、立体プレームモデル(接合部にバネがあるモデル)で立体解析を行っており、床や屋根の水平構面は変形する前提で解析しています。

また、接合部や層間変形角の確認など高度な構造特性を活かした構造設計をおこなっています。

 

一方、在来工法の許容応力計算(構造計算)は、床や屋根の水平構面は剛体(変形しないもの)と仮定して応力解析しており、吹き抜けや天窓などがある場合の変形に対する詳細な検証は行いません。

SE構法の構造計算は鉄骨構造やRC構造と同じものであり、基礎から構造計算しているのに対し、在来木造の許容応力計算はそれと比較すると、木造住宅専用の簡易化された計算手法と言えます。

 

‥‥

なんだか難しい話になってきました。

 

以上の事から簡単にまとめると、

・木造建築物は2階建て以下は構造計算を行う義務がなく、耐力壁などの壁量で簡易的に耐震性を計る、壁量計算が一般的である。

・一方で構造計算(許容応力度計算)にも、種類があり、一般的な木造住宅に行われる構造計算では、吹き抜けがある場合など細かい計算までできない物も多くある。

・基礎から建物までに構造計算をかける場合と、建物だけに構造計算をかけている場合がある。

・SE構法は、全棟に対し基礎から構造計算をかけており、木造住宅でありながら、鉄骨やRC、大型の建築物で行う解析ソフトを用いて精密な構造計算を行っている

 

家は、建てた後に変えられることとそうでない事があります。

予算や、選択肢の中で決めきれない事などは、建てた後に変えられることであれば、後回しにしてしまっても良いと思います。

しかし、構造や断熱など壁の中や床の下に隠れる部分は、建てた後から後悔しても建て直さなければならなかったり大がかりなリフォームが必要になり、結果的に大幅なコストが掛かるか、泣く泣く暮らし続けなければならない事になります。

しっかりと納得の家づくりを叶えるために、もっと構造について詳しく知りたい!という方は建築のプロが分かりやすく説明します。お気軽にお問い合わせくださいね。

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