これから家づくりをお考えの方は 「構造計算」 「断熱等級」に注目

これから家づくりをお考えの方は 「構造計算」 「断熱等級」に注目
藤原 裕子

Writer

藤原 裕子

 

 

見晴らしを楽しむ二階リビングのK様邸 

こちらのお宅は一階が、このような大空間のダンススタジオになっています。

 

 

在来の木造構法では2階の重量を支え耐震性を持たせるためにも、1階は耐力壁や柱が多くなるもの。

ですがこのように、木造でありながら、スタジオやホールのような大空間を1階に設ける事が「構造計算」での「耐震等級3」で造れるのはSE構法のなせる技です。

 

上記に記した「耐震等級3」と「構造計算」という言葉、皆様はご存知でしょうか。耐震等級3は耐震の性能を壁量計算または構造計算により1~3で評価したものです。3が一番耐震性が高くなります。耐震等級についてはこちらに詳しく書いています↓

「耐震等級3」には2つある? どちらの「耐震3」に住みたいですか?|愛知・名古屋の注文住宅ならニケンハウジング (niken.co.jp)

では、構造計算って?壁量計算って?あまり理解されていない事が多いです。

さて、そのあまりきちんと理解されてこなかった「構造計算」が、これからの家づくりでのキーワードになってくる気配がしています。

 

 

これから家づくりをお考えの方は 「構造計算」 「断熱等級」に注目

 

住宅建築業界では周知されていますが、国土交通省は2021年12月7日、建築物の脱炭素化に向けて「省エネ性能の向上」「木材利用の促進」「既存ストックの長寿命化」の3つの観点で、建築基準法や建築物省エネ法を大幅に見直す考えを示しました。

 

木造の2階建て以下の建物は構造計算をしなくても建築許可がでるなど、かなり耐震の基準がゆるかったのですが、

熊本地震で国の基準を満たした家(壁量計算での耐震2程度の家が倒壊したという報告があります)も倒壊するなどしたことから、4号特例が廃止など、耐震性能の水準を上げる方向に舵をきっています。

元々がとても低いといえる基準だったので、許可がおりるギリギリで人が暮らす家を建てている住宅屋はいないと信じたいですが、いるのであれば世の中の新築住宅の耐震性が少し上がることになります。そして、家づくりを検討する方も構造計算という言葉をメディアなどで知る機会が今までよりも多くなり、耐震性能への意識の高まりが進むことを期待しています。

(ちなみに弊社はすでに全棟構造計算で耐震等級3が標準です。構造計算の手法もビルなどと同じ基礎からの厳しい計算方法で算出し、存在する耐震等級の中で最高の耐震等級で設計施工しています。)

 

 

参考リンク↓

建基法や建築物省エネ法などを大改正へ、「4号特例」の見直しも

4号特例ってなんぞや?という方は➡4号建築物とは|4号特例の適用基準【構造計算は審査の免除不可】 – 確認申請ナビ (kakunin-shinsei.com)

4号特例の問題点➡ 被災者を苦しめる「4号特例」

 

 

 

さらに、住宅の快適性、省エネ性についても基準が大幅にアップしました。

住宅性能表示で等級6、7を創設

現在、住宅を建てる上で住宅の断熱性能の基準となっている断熱等性能等級

日本の住宅において設定されている最高の断熱等級は等級4となっていますが、
国土交通省は、ZEH等級をさらに上回る「断熱等級6」までの新設が正式に法制化の運びになりました。

 

「断熱等級7」の新設も検討中のようで、3月には結果が正式に発表になります。

今までの最高断熱等級だった等級4は、快適な家になるほどの水準を満たしておりませんでした。

これで、日本の住宅の断熱性能も一気に引き上がることになりましたが、忘れてはならないのは本当に暖かい省エネ住宅は断熱等級以外の要素も重要になってきます。

ですが、わかりやすい指標として、これからの時代の家づくりにはよく耳するキーワードになってくると思いますので、知識を持って家づくりを検討していただくと良いと思います。

築30年で資産価値が0になっていた今までの住宅

「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」が平成20年12月5日に成立し、平成21年6月4日に施行され施行後10年以上がたち、30年で価値が無くなって不動産の価値のみで売買され建て替えらていた今までの中古住宅とは違い、これからはリノベーションをして住み継ぐ中古住宅市場が活性化すると言われています。

このように、質の高い事が証明できる木造住宅には資産価値が生まれ、子や孫の次世代へ家は引き継がれ、または建物にも価値が付いた値段で販売され、住宅リノベーションなどで手入れされ変化しながら住み継がれていく時代へと、国は舵取りをどんどん進めています。

 

Model house and money coins balancing on a seesaw

先々を見据えて家の価値を検討する

今までの住宅業界はインスタグラムでもデザイン性の高い写真が人気を集め、「かっこよくて家事ラクで、安ければ、性能そこそこでいい」が多くの人の家に対する価値基準であり、そのような価値を提供するビルダーが地域の注文住宅販売件数トップを走っていますが、住宅においても資材高騰に職人不足など、どんどん建築コストが上がっています。

資材が高騰化していると、そんなお手頃だったはずのビルダーの家も値上がりする➡今は高耐震+長期優良住宅+αのハイスペックな家も築10年など築浅で市場に出る事がある➡中古でもローコストの家より耐震性など質の良いフレームの家を断熱改修しつつリノベーションした方が良いのでは?という選択をする方もそのうち出てくるかもしれません。

それでもやはり新築の注文住宅には他の住宅からは得られない魅力があります。土地探しから構造、間取り、インテリア、全てがオーダーメイドで完成する世界に一つだけのマイホームというのは、何にも代えがたい価値があると私も思います。

これからの時代を考えると、新築の家づくりで大切な事は、デザインや、間取り、価格だけの物差しではなく、 20年、30年、さらにその先をも見据えた視点を持つこと。

長い目で見た時に結果的に資産価値や将来のリフォームのしやすさ、金銭的なメリットがあるだけでなく、耐震性や省エネ性能が高い事で日々の住み心地も良くなり、災害からの安心感などなど、見えないメリットも多い選択ができるのではないかと思います。

人生一度きりの家づくりであれば尚更 そのような事もしっかりと検討いただきたいです。

 

そして、その上でデザインや間取りを安心して自分達らしい楽しい物にしていただきたい。

ニケンハウジングはその想いに共感いただけるお客様達と家づくりをしています。

 

藤原 裕子

Writer

藤原 裕子

「会う前に知ってもらい好きになってもらう」他社にはない強みや魅力を引き出して、必要としている方に正しく届ける。そんなことを日々心掛けています。
ニケンの家づくりのこと、スタッフのこと等々、たくさんの方にニケンのことをもっと知っていただくため、SNSも毎日更新中!
インテリア専卒のインテリア好きの元アパレル販売員。器集めが趣味。12歳差の子を持つ2児のママです。
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